◆森岡毅『苦しかったときの話をしようか』を読み解く



副題→ビジネスマンの父が我が子のために

書きためた「働くことの本質」



★要旨



・自分がやってて楽しいこと、苦にならないことを磨け。

磨くことで、企業依存のキャリアから脱し、

自らを主体とする人生設計が描けるようになる。



・資本主義経済において、

価値あるものを提供することがお金を稼ぐために必要である。



・価値あるものを自ら作り出せるようになるには、

好きなことがなにかを自覚し、

それなりに時間をかけ、習得する必要なり。



・職能はキャリアの中で

維持可能な個人財産であるという価値を持とう。



・資本家にならないとすると、

年収は業界によってだいたい決まってしまう。

市場規模、産業構造によって、利益率はだいたい似てくる。

そうすると支払える給料は業界内で同じになってくる。

年収を上げるのであれば、市場成長を鑑み、

自分の職能が活きる場所を選ばないといけない。



・挑戦し続けることで、成功も失敗もあるが、

挑戦しなかったことへの後悔は発生しない。



・会社のブランドを背負うのではなく、

自分のブランドを築くことが社会を生き抜く上で重要である。



・行動を変えるコツは、

時間がかかるのを織り込んで変わる努力を継続することなり。



・苦労が多いだけ自分を飛躍的に向上させる

100の自分に常に120、130の負荷をかける挑戦をしてほしい



・人生とは知らない面白いことを求めて

自分の世界を広げていく旅のようなものである。



・税金は、リーマンは5割負担。資本家は2割負担。

資本家になるのがベストなり。

株を買えば資本家になったと同じこと。



・やりたいことが分からないのは、基準となる軸がないから

そして軸は必ず見つかる



・日本はサラリーマンを生産するように作られている。

資本主義社会はサラリーマンを働かせ、資本家が設ける構造なり。



・マーケティングで日本を元気にしたい。




★コメント

経済の本質をつかみたい。