◆島田裕巳『7大企業を動かす宗教哲学』を読み解く



副題→「カリスマ名経営者、戦略の源」



★要旨



・経営哲学や理念は、

共同体を動かす基本原理なり。



・松下幸之助は、

社内に、神仏を祀ることに熱心であった。



・幸之助の実家は、真宗の檀家だが、

松下家のなかでは

白龍大明神という神が祀られていた。



・トヨタ生産方式は「秘儀化」している。



・秘儀とは、

特別の修行を積んだ人間にしか

明かさない秘密の儀礼や信仰を意味する。



・サントリーの創業者、鳥井信治郎は、信仰に熱心だった。

信治郎は、出資者の西川定義に導かれて、

延暦寺、高野山、奈良の大神神社、滋賀の多賀神社、

京都の愛宕神社などに参拝に出かけた。



・鳥井信治郎の次男、佐治敬三は、

親戚筋の佐治家に養子に入った。



・佐治敬三は、船場の旦那だった。



・敬三のあり方は、サントリーのルーツとなる道修町、

あるいは船場(せんば)の旦那衆の生き方に通じていく。



・船場の旦那衆は、

商売に励むだけでなく、道楽も欠かさず、

茶屋遊びや、芝居見物を嗜んだ。



・鉄道の終点に、

神社仏閣があるのは偶然ではない。



★コメント

企業やビジネスの哲学とは何か。

あらためて考えさせられた。


 

 

◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご案内。

ご登録はこちら。


http://www.mag2.com/m/0000258752.html