◆原田武夫『ジャパン・ラッシュ』を読み解く
副題→「デフレ縮小化で日本が世界の中心となる」
★要旨
・アメリカの首都ワシントンDCは、「風水都市」なり。
・金塊とウラン。
アルゼンチンがネットワークの中心となる。
・もっとも大切なのは「ヒト」循環型社会を構築することである。
・「出と入りの論理」。
つまりは出ていくものがあれば、
入っていくものが必ずあるのが世の中ということである。
古来、我が国を含む東洋ではこの真理を「陰陽」と呼んだ。
・アルゼンチンは、かつて世界屈指の先進国であった。
・聞けば聞くほど、
中南米における「勝ち組」に生き方は、
アジアにおける華僑・華人ネットワークと同じだと感じた。
大勢の子どもたちを育て、
一人ひとりをそれぞれ別の地域で働かせる。
お互いに助け合う中でいつ襲いかかってくるかわからない
「当局」とそれぞれのファミリーが戦っているのだ。
・率直にいうと、「不透明さ」があるからこそ、
バチカン銀行は使われてきたのである。
・アイヒマン事件の真相が、
「闇のトライアングル」を解明する。
・戦時中の1944年8月10日、
フランスのストラスブールでドイツの有名企業の最高幹部たちは
ナチス高官らと極秘会談を実施。
「ナチス・ドイツが敗北した後もドイツ帝国を再興させるため、
その国富を海外の中立国へと移送すること」
を決めていた。
ダイムラーベンツはまさにその延長線上で動いていた。
・ドイツ、アルゼンチン、イスラエルの
「闇のトライアングル」が成立した。
それはその後、
ウラン精鉱を巡る極秘取引を通じて、
徐々にアルゼンチン・イスラエル間の直接的なコネクションへと
発展していく。
・第二次世界大戦中のナチス・ドイツは、
組織的にユダヤ人たちの持っている金塊を大量に強奪した。
そしてそれに脅されながらも、
同時に自らの国益のため、
この強奪された金塊(「ナチスの金塊」)を預かり、
第三国へと移送する役割を果たしたのが、スイスなのである。
・アルゼンチン、イスラエル、そしてバチカンを
つなぐトライアングル。
そしてそこに見え隠れする「金塊」と「ウラン」。
ただ一つはっきりしているのは、
このトライアングルは、
何も一朝一夕に出来たものではないということだ。
・アルゼンチン国債が、世界経済の鍵を握る。
・「日本バブル」という切り札を得るにしても、
マネー・人脈・知恵の3つは
我が国においてもいずれも団塊の世代以上の世代が持っており、
若い世代はまったく持ち合わせていない。
これらを移転させることによってはじめて、
「ヒト」の世界における循環が完結する。
・ポイントは、
マネーの循環、人脈の循環、知恵の循環なり。
★コメント
いろいろと考えさせられるフレーズが多い。
参考にしたい。
◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご案内。
ご登録はこちら。
http://www.mag2.com/m/0000258752.html
★