◆渡瀬裕哉『社会的嘘の終わりと新しい自由』に注目します。
副題→「2030年の日本をどう生きるか」
★内容のポイント。
・自由から逃げ出すことは、簡単で誘惑的なことだ。
・自由からの逃走が常態化することを通じ、
人間は自分自身の可能性や人生の意味を自ら閉ざしてしまう。
そして、最終的には自由の存在すら忘れてしまう。
・人々は権威主義社会の中で暮らすことに、
わずかな違和感を覚えつつも、
その違和感の正体すら認識できなくなっている。
・現代社会では、貴方が生まれた段階で既に他者が作った人生設計が用意されている。
・そして、その人生設計のプロセスを経る中で、
成功や失敗を繰り返し、人生を終える瞬間を迎えることになる。
・「なぜ、現代の日本で閉塞感を感じるのか?」
「その閉塞感を乗り越えて生きていくにはどうすれば良いのか?」
という難問に対し、筆者なりの回答をまとめている。
・筆者が国内外で経験した現実の選挙・政策・ビジネスと国民の関係を基礎として、
現在の世界の政治空間に何が起きているのかを解説する。
・そのうえで世界にいかなる変化が起き始め、
われわれは、どのように対応するべきであるのか、
について提言を行う二段構えとなっている。
・人々が自由を忘れてしまったとしても、
自由そのものが失われてしまったわけではない。
・自由は常に貴方の傍らに存在しており、
われわれがその存在を思い出すことを待っている。
★コメント
大注目の政治指南書といえるかもしれない。
一文一文を丁寧に、読み込みたい。
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