◆澤章『ハダカの東京都庁』を読み解く




★要旨



・物言わぬ都庁OBが多すぎる。

定年退職して、ますますその思いが強まった。



・都庁内部のドロドロとグダグダは、想像以上である。



・少しぐらいバラしても、という不真面目で

不謹慎な気持ちが執筆のきっかけである。



・AKBの総選挙みたいな都知事選からは、

未来永劫、知名度とメディア映りだけが

取り柄の知事しか誕生しない。



・彼らは何かメディアが気を引くものはないかと動き回り、

自らのイメージ維持だけのために、下々の者に無意味で

理不尽な指示を乱発し続ける。



・都庁で「天下り」という言葉はタブーである。

代わりに「再就職」と表現しなければならない。



・都庁幹部OBの天下り、

いや再就職人生は永久不滅なのである。



・数多くの団体に都庁の仕事の一部を委託し、

実動部隊として活用することで、

巨大な都庁ホールディングスが形成されている。



・ゆめゆめ、都庁イコール西新宿の都庁本庁舎、

だと思ってはいけない。



・ワーク・ライフ・バランスを強調する小池知事だが、

その実態は真逆である。

知事サイドからの生煮えの指示と矢の催促に、

管理職は疲弊しきっている。



★コメント

公務員出身でありながら、文章に味がある。

読みごたえあり。

 

 

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