◆森保一『プロサッカー監督の仕事』を読み解く
★要旨
・2012年のサンフレッチェ広島の監督就任以来、
僕が常日頃から選手に言っていることは、本質的には1つしかありません。
それは「基本を徹底する」ことです。
・これをやろうと決めたら、そこに全員が個々の力を100%注ぐこと。
チームとしてやりたいことを遂行するために、
互いに支え合い、連携・連動すること。
・より簡潔に言うなら、「個人の責任」と「チームワーク」。
その部分を徹底して伝えているだけなのです。
・ラスト15分こそ自分が輝く時間なり。
・90分+アディショナルタイムの中で、終盤の残り15分は、非常にキツい時間帯です。
僕がいつも考えていたのは、そこで自分に何ができるのか、
ということです。
・「ラスト15分こそ、自分が輝く時間だ」
みんながバテている中で、とにかく自分は走ってチームのギアを上げ、みんなが下を向かないようにする。
それをやってこそ、自分は生きるんだ。
そういう気持ちを持っていました。
・逆境こそにこそ人間の本性が表れる。
・「ここを乗り越えれば、また新しい自分に会える。またひとつ成長できる」
そう思うからこそ、逆境がストレスにならないし、
逆境の中でもトライしていけるタイプだと自負しています。
・僕が選手にしてあげられること、してあげないといけないことは、
何よりもまず「観ること」だと思っています。
・「間違いなくこの人はチームを良くしようとしている。この人となら一緒に戦える」
選手たちがそう思っているのは、観ていてわかります。
その人がそれまでやってきたことが、結局は自分に跳ね返ってくる。
・目標を強調するよりも目の前の1試合を大切にする。
★コメント
森保さんの考え方がよくわかった。
学びたい。