◆千田琢哉『ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉』を読み解く



★要旨



・成功する人は、ベストコンディションを待たない。



・緊張しないためには練習でがんばること。

「これだけ準備してダメなら清々しい」と思えるくらい準備する。



・負け試合を最後まできちんと戦える人が、次代を創る。

負け試合を真剣に戦っている人を、実力者は決して見逃さない。

見ている人は見ている。

大差で負けている時こそ、その人の素顔が出る。



・言い訳しているうちは、準備不足の証拠。



・前例がないほうが、失敗しても許される。



・よく考えて行動する人は、何も考えないで行動する人には敵わない。

ロジカルに愛を伝えてはいけない。

抱きしめてから「好きだ」って言わないと、君の本気は伝わらない。



・とりあえずやっていないと、本当の意味はわからない。



・最初の1回目をやるより100回やるほうが、ずっとやさしい。

「はじめの一歩」をいかに早く経験するかで人生は決まる。



・圧倒的「仕事量」で周囲を驚かせた人が、将来大物になる。

上司やお客様から依頼されたら、相手の期待の10倍の量をこなしておくことだ。

10倍の量をこなすためには10倍のスピードが求められる。

量とスピードを圧倒的にこなす人が、将来抜きん出てくるのだ。



・20代ではまず量をこなす。

30代では、もっと量をこなす。



・とことん凹んだら、おいしいものを食べて泥のように眠る。



・プレゼン当日には、訪問先で会った人すべてに自分から挨拶する。

秘書や受付での挨拶は超重要だ。

大人の挨拶は、すべて自分から発信するもの。



・同じ会社から3人以上でゾロゾロやってくる人は、二流。

伸びる会社の訪問者数はいつも一人。

沈む会社の訪問者数はいつも3人以上。



・過去の栄光を手放すと、その10倍の栄光がやってくる。

夢を実現させたかったら最初に過去の栄光を捨てる。



・成功に必要なことは、現在の延長線上にはないことを知る。

もし、今の延長線上にあなたが目指す大成功がないと気付いたとしよう。

最初にやることは簡単だ。

これから10年間は、今までの人間関係をすべて断ち切ると決断することだ。



・人脈は作るものではなくて、勝手にできるもの。

人脈が豊富な人ほど、一人で行動している。



・いい異性がいたら、さらりと予約を入れておく。

恋愛の予約は、拍子抜けするほど早く順番が巡ってくるときもある。



・「いい出逢いがない」と言う人は、いい出逢いの前で相手にされない。

出逢いの可能性は、100%自分次第。



・迷うくらいだったら、絶対に結婚するな。

本当に好きな人とだったら、全世界を敵に回してでも地獄の超特急に二人で飛び乗れる。

真の本命の前では、人はいっさい迷わない。



・世界中を敵に回してもいいと思えるなら、迷わず結婚する。



・量をこなすのは、謙虚になるため。

歴史に名を残す偉人たちは、遺した「量」が桁違い。



・権力は必ず滅びるが、学問は永続する。



・ジョン・ロブの靴を履いた瞬間、迷いが消えた。

社会人になりたての頃、ジョンロブの靴を買った。

ちょうど10万円だった。

初任給の手取りの大半がぶっ飛んだが、未だにこの靴から学ぶことは多い。

何か一つでいいから、若いうちから本物を身につけてみる。



・高級ホテルに通うと、幸せ菌に感染できる。

ホテルで待ち合わせ場所に指定したり、

ラウンジでコーヒーを飲む機会を増やしたりすることをオススメしたい。

人は同じ空気を吸っている人同士で、人生を創っていく。



・値切るたびに、人望を失っている。

理不尽に値切り倒す人や組織は、まもなく消滅していった。



・どちらの本を買うか迷ったら、2冊とも買えば年収が2倍になる。



・世間体を捨てると、嘘のように人生が楽になる。

世間の正体は、たったの数十人。

どうってことはない。



・どんなに大きな悩み事でも、すでに誰かが経験している。



★コメント

たくさんの良い言葉に溢れている。

赤ペンが何本あっても足りないくらい、赤線を引いてしまった。

長い付き合いになりそうな一冊だ。