◆佐宗邦威『ひとりの妄想で未来は変わる』を読み解く
★要旨
・ともに、たくらむ仲間をつくる。
・新規事業は計画が頻繁に変わる。
これを耐えうるのは、互いにやりたいことを共有する少数精鋭の仲間だ。
まず、3、4人の仲間を作る。
・辺境に眠る妄想を発掘する。
・出世コースではないマイナーな事業や部署、辺境にいると、
会社に縛られず、自由に新しいことを試しやすい。
・できる人材の中でそれを知っている人は、あえて辺境にいることがある。
・場と間をつくりだす。
イノベーション活動の初期には、多様な人が交じり合う場をつくると良い。
この場で即興でしゃべったりすることが、創造の源泉となる。
・大事なのは、十分なインプットをして、
それらの組み合わせを集中して考えること。
・その後は、
緊張をゆるめ、遊んだり、散歩したりするなど、
ぼーっとする時間をとると、不意に脳の回路がつながり、
アイデアが生まれる。
・アイデアそのものが降りてくるのは、一人の時間がほとんどだ。
・重要なのは、思ったことを即興でしゃべり、
やってみてから考える、という空気感をつくることだ。
ガチガチに管理された中で、上司に「おもしろいことを考えろ」
と言われても、いいアイデアは浮かばない。
・まったく違うことを考えるには、
「心の余裕、余白、間」が必要だ。
・新規事業は、一見ムダに思える余白や、
役に立たないように見える人付き合いが、創造の源泉となる。
★コメント
やはりたくさん遊ぶことが大事なようだ。
遊びを中心に生きていきたい。