◆櫻井祐子『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』を読み解く
エリック・ジョーゲンソン著
櫻井祐子訳
★要旨
・もしも私が全財産を失って、
英語圏のどこかの通りに置き去りにされたとしても、
5年か10年すればまた富を得ているだろうね。
・なぜなら富を生み出すことは私が身につけたスキルセット、知識や能力であり、
誰でもそれを身につけられるのだから。
・リッチになるということは、
「何をするか」「誰とするか」
「いつするか」を理解するということなんだ。
・カネではなく、地位でもなく、富を求めよ。
富とは、寝ている間も稼いでくれる資産だ。
・「特殊知識」「説明責任」「レバレッジ」を武器にせよ。
・特殊知識とは、訓練では身につけられない知識のことだ。
もしも君が訓練できる知識しか持っていなければ、
訓練された別の人に取って代わられる。
・レバレッジなくして富はない。
事業のレバレッジを生み出すのは、資本、人、
そして限界費用ゼロで複製できるプロダクト(コードとメディア)だ。
・コードとメディアは、非許可型(パーミッションレス)のレバレッジだ。
これが、新興の富裕層を支えているレバレッジだ。
ソフトウェアやメディアをつくって、寝ている間も働かせよ。
・コードが書けないなら、
本やブログを執筆し、ビデオやポッドキャストを収録せよ。 レバレッジは、君の下す判断の効果を何倍にも増幅させる。
・ミクロ経済学、ゲーム理論、心理学、説得術、倫理学、数学、コンピュータを学べ。
聴くより読んだほうが速い。見るよりやったほうが速い。
・自分に強気な時給を設定し、それを押し通せ。
自力で解決しても時給以下の金額しか節約できないような問題は、放っておけ。
時給以下でできる仕事は、外注せよ。
★コメント
ビジネスの本質がつまっている。