◆真田幸光『世界の富はハプスブルク家と英国王室が握っている』を読み解く
正式タイトル→
世界の富の99%はハプスブルク家と英国王室が握っている
★要旨
・大航海時代が、ハプスブルク家に膨大な富をもたらした。
・17世紀、スイスにプライベートバンクが生まれた。
各国の王は、
不戦地域だったスイスに資産を預けた。
・イギリスは三角貿易で富を築いた。
英国に有利なシステムだった。
・多くの財閥や富豪たちは、
自らの権益を守るために、
ハプスブルク家や英国王室の統治システムを利用し、
強化し、変更を加え、膨大な利益を享受している。
・基軸通貨を握ることは、情報を握ることなり。
・国際金融のルールは、
すべて英語で書かれている。
英語が世界の支配構造と密接に絡んでいる。
・地縁、血縁、学閥というのは、
信頼を置くひとつの大きなポイントなり。
・縁故者を基軸としてビジネスが行われるのを、
「縁故主義的資本主義」と呼ばれる。
華僑も印僑も、欧米人もそれでビジネスを展開している。
・スイスのアングラマネーが、
シンガポールに流れているといわれている。
・日本の水道技術は、世界に誇るべきものなり。
日本人は、メンテナンスが得意。
メンテナンスの基本ルールを日本が作っていくべし。
・日本は、メンテナンス部門で
世界的なスタンダードを確保すべし。
★コメント
世界の地下水脈は、幅広いようだ。
調べていきたい。