◆小熊弥生『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』を読み解く



※要旨



・英語力を格段にあげる「ブツブツ反復」とは、当時の私にお金と時間がなかったことから自然に生まれた学習法。

受身で聞くだけでなく、自分の口でいうというのは、英語をものにするのに非常に効果的だった。

単語や文章をひたすら呟く。



・英語が伸びる人、伸びない人の差は目標設定にあり。

英語を使って何がしたいかをイメージする。



・語源、類義語、対義語でボキャブラリーはどんどん増える。

単語は芋づる式に増やす。



・映画や音楽を利用し、感情を使って単語を覚える。

人間の脳の「感情を伴うと記憶に残りやすい」という性質を使えば、ほかにも上手に単語を増やせるシーンがある。



・日本語には訳さない。

リーディングは、TOEICやTOEFLなどの試験対策はもちろん、ビジネスのための情報収集などにも欠かせない重要なスキル。

リーディング力を磨くには「大量の読み流し」を!

出合った単語をすべて覚える必要は無い。

最初は自分が詳しいジャンルを選ぶ。



・TOEIC攻略のポイントを押さえる。


1.まずは単語力を伸ばすことをに力を入れる。

単語力だけでも700点は取れる。


2.リスニングは耳を鍛え、解き方のコツを押さえておく。


3.文法はパターン学習。

問題集を解き、解説を読んでパターンを身につけろ。


4.リーディングは「全部読まず、要点をピックアップして解く」力をつける。



※コメント

彼女から学べることは、やればできる、といったことだろう。

さまざまな壁があっても、すぐやり、急いでやれば、突破できる。

語学は一種の精神修行であり、テレビを見る暇があったら、エイヤ!ですぐに取り掛かろう。