◆小山昇『内外不出の経営ノート』を読み解く



→副題。2泊3日で165万円のプレミアム合宿ライブ講義。



★要旨



・凡人の中の最高を極めよ。



・落ちこぼれ集団を変えるには、「環境整備」しかない。

朝30分の掃除である。



・リスクマネジメントの原理原則。


1、不測の事態こそ、事業構造を変えるチャンス。


2、経営は現金に始まり、現金に終わる。


3、会社は、社長の決定で99%決まる。



・お金は会社の血液なり。

経営で一番大切なのは、利益を出すことではなく、

「現金を回すこと」。



・今が、どん底でも、打つ手は無限にあり。



・儲かる会社に変わる魔法の道具がある。

それが「経営計画書」なり。



・経営計画書とは、

1、方針。

2、数字(利益目標)

3、スケジュール。



・口約束は、守られない。

紙に書かずして、人は実行せず。

目標を紙に書くと、実現する。



・小山さんが昔やっていたドゥカフェ事業。

「ラブホテルにコーヒーサーバーを置く」

という作戦で、シェア拡大に成功した。

ニッチを狙え。



・お客さんを飽きさせないために、利益を未来に投資せよ。

店舗や施設を刷新せよ。

ディズニーリゾート、USJ,旭山動物園にリピーターが集まるのは、

定期的にアトラクションを新設しているから。



・人事異動を繰り返すと、組織は活性化する。

スタッフが成長する。

ダブルキャストが実現する。



・事業承継後の1年間は、何もしないほうがいい。

新社長は、新しいことをやりたがる。

すぐ独自色を出そうとする。

すると社員は不安になって反発する。

手を付けるのは、小さなことだけ。



・小山式の発想法。

年下の話を謙虚に聞く。

どこでも、ひらめきメモを書く。

真似は、最高の創造。



・営業は、低いレベルから始める。

はじめから高いレベルの設定はしない。

低いレベルから、少しずつ上げる。



・飲み屋さんやクラブ、キャバクラでは、

必ずトイレを見るようにする。

そこのお店の神髄がそこにあり。



・くだらないことを全員で、全力で楽しむ姿勢が

団結力の秘密なり。



・業績不振のときは、

とにかく、社長自ら営業に行きなさい。

「こんにちは」「さようなら」だけでいいから。

お客さんのところ回って、顔を売る。

ひとりしかいない社長がきたら、喜ぶ。



・お中元とお歳暮は、社長と幹部の営業活動なり。

ハッピーコール、叱っていただく、ご要望をお聞きする活動なり。



・かけた恩は水に流し、受けた恩は石に刻むべし。



★コメント

現代にも役立つ行動様式が満載なり。