◆南極流宗家『大逆転勉強法』を読み解く


※要旨


・受験勉強における潜在意識活用のコツは、
「絶対、毎日できることをする」
である。


・「絶対、毎日できること」を完璧に実行できるようになったら、
こんどは「完ぺきにできる教材」を1冊作る。


・薄っぺらい教材でいいので、
完全マスターした教材を作るのである。


・同じ教材を何回も繰り返してやる。
ただ、それだけ。
その代り、最低7回はやること。


・同じ教材を7回解くことは、
数学の感覚を天才レベルまで飛躍させる唯一の方法。
7冊の別の教材をやるなら、
同じ教材を7回やったほうが70倍以上効果的だ。


・田村秀行の『田村のやさしく語る現代文』という教材がある。
問題文を含め、150ページしかない。
1週間で1回できるので、これを3回以上繰り返す。


・要するに、この教材に書いてある内容を、
すべて頭の中にコピーすればいい。
しつこく、しつこく読んで、
すっかり頭の中に写し取れてから次に進む。


・この完ペキに仕上げた教材が、
「クモの糸」を十字に組むワザとなる。
この教材には「現代文脳」に目覚めた田村さんの
考え方が100%、映っているから。


・現代文の力をアップさせるための秘法。
それは思考連続法である。
志望校の問題を毎日寝ても覚めても考え続けること。
そうすれば「現代文脳」が目覚める。


・地理の勉強法は、まず全体像をつかむ。


・地図帳の世界地図を
だいたいの形でいいので、描けるようにする。
注意するのは、
赤道が通る国、北緯30度の線が通る国、
北緯60度の線が通る国、南緯30度が通る国。
それらを全部覚えること。


・地図の記号は、だいたい覚える。


・地図帳の統計資料がある。
世界191か国の国名、場所、首都名、
太い数字のだいたいの値、おもな民族、
おもな宗教、おもな言語を覚えること。


★コメント
大人にも役立つ勉強法が満載である。
受験勉強の参考書をやり直したい。