◆林文子『共感する力』を読み解く
(カリスマ経営者が横浜市長になってわかったこと)
※要旨
・「横浜市長に立候補していただけませんか」
そんな話が私のもとに舞い込んできたのは、
東京日産自動車販売の社長を務めていた2009年8月のこと。
・私は仕事の傍ら、女性の社会進出の力になればと、
講演会や女性会議に積極的に参加していた。
そんなときに突然訪れた立候補の要請。
・私がくじけずキャリアを築けたのは、
ひとえに「共感」と「おもてなし精神」を大切にしていたから。
・かつて、自動車のセールスとして採用され、
最初にまかされた仕事は、毎日の飛び込み訪問であった。
・今の社会、今の政治に足りないのは、
真の意味での「共感力」だと思う。
・クレーム対応は、学びの宝庫。
・「おもてなし」とは、
出迎えるのではなく、出向くこと。
・私は、会話すること、そのものが、
すでに、おもてなしだと思う。
人と向き合うこと。
それが、おもてなしの本質なり。
・伝統芸能は何よりも礼儀作法がしっかりしている。
礼に始まり、礼に終わる。
・礼を尽くすのは、
「あなたのことを大切に思っていますよ」
ということを表す最大の意思表示である。
・まず丁寧に挨拶をすれば、
相手は「自分は受け入れられているんだな」
と思う。
それが心を開くきっかけになる。
★コメント
いろいろと人生や仕事のポイントが詰まっている。
参考にしたい。