◆冨山和彦『コーポレート・トランスフォーメーション』を読み解く
(副題。日本の会社をつくり変える)
★要旨
・ 日本も、世界も、コロナショックを契機にさらなる大きな変容、
すなわちモア・トランスフォーメーションの時代に入る可能性が高いのである。
もちろん、企業も、個人も。
・経営のあり方、会社のあり方、私たちの働き方、人生のあり方。
そのすべてにおいて、日本社会は過去の成功の呪縛、それも30年以上も前の成功の呪縛で、世界に比べて一周遅れとなっていた。
・その一方で先を走っていると思われた世界の先進的モデル、より厳密には米国型モデルも大きくて厚い壁にぶつかっている。
・コロナウイルスによる破壊的なショックは、まずは日本自身が、過去の呪縛をいよいよ断ち切り、
その先に単なる米国モデル追随ではない新しいモデル、
新しい経済社会アーキテクチャを創造する好機なのだ。
・新しい時代のあるべき会社の姿、経営のモデルを展望し、
それに向かってトランスフォーメーションを進める方法論を考察していく最初のステップとして、
かつて高度成長を支え、その時期に確立した旧来の日本的経営モデル、
日本的「カイシャ」モデル、日本的経済社会モデルに対して私が激しく否定的である理由、あえて「決別」
という言葉まで使ってその呪縛を断ち切るべきと考えている真意を述べたい。
・もちろん、私は経営実務家なので、日本の企業、産業、社会が持っている強みや素晴らしさについては百も承知である。
・そんなことは分かったうえで、私は旧来のモデルとの決別こそが、
日本と日本人の良さを21世紀において生かすことになると確信している。
・未来指向でその良さを活かす新しいモデルやアーキテクチャを作り直すことこそが、CXが目指すべきものであり、そこに進むためには、
まずは古いモデルがかつてどう機能し、やがてどう機能しなくなったかを、
詳細かつ具体的に明らかにする必要があるのだ。
★コメント
衝撃の内容だ。
読み込んで、実践したい。
★冨山和彦
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