◆高橋洋一『FACTを基に日本を正しく読み解く方法』を読み解く


★要旨


・世の中にはフェイクニュースや的外れな議論が溢れている。 


・思い込み、というのは人によってずいぶん違うらしいが、そもそも筆者の頭の中には思い込みというものが存在しない。


・何かを論じるときは長期間のデータや海外の事例などを見るから、思い込むという感覚が正直よくわからない。 


・筆者は運命すらもすべて確率で考えるから、
そのときの運なのか、そうでなければ何%の確率で起こったのかと考える。 


・よく「高橋さんの議論の強さの秘訣は?」と聞かれるが、
心がけていることは非常にシンプルだ。
「川を上り、海を渡れ」。


・これは筆者が大蔵省(現在は財務省)に入省して間もない頃、
報告書を作成していたときに先輩から受けた指導だ。 


・もちろんこれは比喩的表現で、
「川を上る」は「歴史を遡って過去の経緯を調べること」、
「海を渡る」は「海外の事例を調べること」を意味する。 


・大学では数学を専攻し、数量分析を使えば現状を的確に把握できるし、
将来すら予測できる。そう考えていた筆者にとって、
この教えはシンプルながらも思考の裾野を大きく広げてくれた。


・データに弱い人には、グラフを描けないし、
読めないという特徴がある。
例えば、説明する高齢化問題もそうだ。


・「日本の高齢化はどのように推移していくのか予想でもいいからおおまかなグラフを描いてみて」といっても、
それすら描けない人が多い。


・データに強くなりたいなら、
自分でグラフを描くクセを身につけておけばいい。


★コメント
これからの時代、
データをきちんと読むことが重視される。
学びたい。

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