◆田中修治『大きな嘘の木の下で』を読み解く


(僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ) 

 ★要旨 

 ・僕は決してエリートではない。大学も出ていない。というか、中学2年生くらいを境に、真面目に学校に行って勉強をした記憶すらもほとんどない。

 ・若い頃は、強い男に憧れてボクシングをかじり、うまくいかないと今度はモテたい一心でバンド活動に明け暮れる、そんなどこにでもいる普通の男の子だった。

 ・転機が訪れたのは29歳の蒸し暑い夏の夜。 

 ・負債を14億円も抱え毎月2000万円もの赤字を垂れ流していた瀕死の状態のメガネチェーン店「OWNDAYS(オンデーズ)」を買収したのだ。

 ・買収したといっても、買収金額は実質0円。 

 ・「みんなが匙を投げた多額の借金を人身御供の如く個人で背負うことで社長の座に収まった」、そう表現した方が正しいかもしれない。 

 ・そこからはジェットコースター以上に激しい毎日だった。 

 ・社長に就任してわずか3ヶ月目には数千万円単位で資金繰りが行き詰まり、銀行からは「死刑宣告」を突き付けられた。何度も倒産の危機が訪れ、何度も心が折れかけた。 

 ・「会社経営」なんて言うとなんだか偉そうに聞こえてしまうけれど、実際に経営の現場ではドラマのように毎日いろいろなことが起こる。 

 ・千本ノックのように訪れる修羅場を前に、体中を擦り傷だらけにしながら、僕なりに人生における小さなヒントを拾い集めながら、なんとか首の皮一枚で乗り越えてきた。 

 ・最初に断っておくけれど、そのヒントがあなたの役に立つかどうかは、
僕にはわからない。 

 ★コメント 
波乱万丈であるが、 
なぜか親近感が沸いてくる。 
たしかなことは、圧倒的な困難を生き抜いた男がここにいる。 


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