◆高嶋哲夫『小説・首都感染』を読み解く
★要旨
・二〇〇三年、世界でSARSが広まった。
・この重症急性呼吸器症候群という疾病は中国広東省で始まり、世界で八千人以上の感染者を出し、八百人近い死者が出た。肺機能が著しく低下し、肺炎を起こして死に至る。
・実に致死率十パーセントに迫る病だ。中国は秘密裏に封じ込めようとしたが失敗した。
・おまけに、すべての情報がWHOの発表後になったという失態を演じた。
・一九一八年から翌年にかけて世界中に流行したインフルエンザだ。
感染者六億人、死者は四千万人から五千万人。一説には一億人が死亡したとも言われている。
・世界人口が二十億人、飛行機は発明されたころで、何ヵ月もかけて船で大陸を行き来していた時代だ。
・インフルエンザ・ウイルスは非常に頻繁に変異を続けている。
・つまり、遺伝子の一部が変わるだけでワクチンが効かなくなる。
さらに弱毒性のものが強毒性になることもあるのだ。
★コメント
未来を予想した小説だ。
頭の発想力を高め、対処したい。
★高嶋哲夫
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