◆岩田健太郎『もやしもんと感染症屋の菌辞典』を読み解く
絵、石川雅之。
★要旨
・子どもの時の「将来の夢」は
漫画家になることだった。
・藤子不二雄 (当時) の『ドラえもん』が
大好きで、ドラえもんもどきの
キャラクターをわら半紙に書き、
ホチキスで閉じて単行本を
自作していたのが小2ぐらいの時だ。
・夢とは実現しないから夢と
呼ばれるのだと悟るには、
そう時間はかからなかった。
漫画家への夢は現実世界の中で
急速にフェイドアウトし、
夢もない成り行きの人生航路の中で
現在の自分がある。
・本書は、僕が診療現場で遭遇したり、
トピックにした微生物を解説した本である。
・医学生の中でも微生物学は
最も人気がない。
大量の微生物を丸暗記する
(そして試験の翌日に忘れる)無味乾燥な
サブジェクトだと思われているからだ。
・しかし、
暗記力が極めて弱い僕が感染症屋で
あることから容易に察せられるように、
微生物学は決して暗記の学問ではない。
・そこには歴史があり、物語がある。
人類とのなのだ。
・もはやオタクは悪口ではない。
オタクであることは良いことであり、
多くの日本人は
自分のオタクさを認め、
そして肯定している。
・微生物はオタクなサイドストーリーに
満ちている。
・世の中には無数の微数生物がいて、
そのすべてに 「物語」がある。
★コメント
あらためて、
世の中には知らないことが多い、
と悟った。
今回を機会に、感染症、微生物、生物などを
学びたい。
◆岩田健太郎
『もやしもんと感染症屋の菌辞典』
の詳細、Amazon購入はこちら↓
★岩田健太郎
『感染症パニックを防げ!リスク・コミュニケーション入門』
の詳細、Amazon購入はこちら↓
◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご案内。
ご登録はこちら。
世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします。