◆内藤陽介『喜望峰。ケープタウンから見る南アフリカ』を読み解く
★要旨
・喜望峰は、
大航海時代のバルトロメウ・ディアスや
ヴァスコ・ダ・ガマなど
で教科書でもおなじみの地名だ。
・それ以上に、僕にとっては、
有名な三角切手のゆかりの地として
絶対に見ておきたい場所だった。
・おそらく、 切手に関心のある人間なら、
誰でもそうだろうと思う。
本書は、そうした 2010年の経験をもとにまとめたもの。
・ちなみに、「三角散歩」というタイトルは、
ケープタウンが
三角切手ゆかりの地であることと、
僕の足取りが、城砦とテーブルマウンテン、
テーブル湾を結ぶトライアングルを
なぞっていることを引っ掛けたつもりだ。
・バルテロメウ・ディアスは
1451年頃、
ポルトガルの首都リスボン南部の
アルグレイヴ地方で生まれた。
・ディアス家は、
代々航海でボルトガル王室に仕える
騎士の家柄で、バルテロメウ自身も、
軍艦サンクリストファー号の航海長を
務めていた。
・1486年、国王ジョアン2世から、
アジアにいたる交易路を確保するとともに、
アフリカにあるキリスト教徒の王、
プレスター・ジョンの国を探し出し、
友好関係を樹立せよとの命を受け、
ボルトガル艦隊は、リスボンを出港する。
・彼らは、漂流しているうちに、
いつの間にかアフリカの南端を
通過していたというわけだ。
・さらに、
一行は海岸沿いにアガラス岬をまわり、
このまま航海を進めればインドに到達できる
との見通しが立ったことで帰路についた。
・その途中で1488年5月に喜望峰を「発見」。
同年末、リスボンに帰還した。
★コメント
アフリカの歴史も
いろいろなドラマがあり、
今後も研究したい。
◆内藤陽介
『喜望峰。ケープタウンから見る南アフリカ』
の詳細、Amazon購入はこちら
https://amzn.to/2SdxWug
◆内藤陽介
『日韓基本条約』
(シリーズ韓国現代史。
1953ー1965)
の詳細、Amazon購入はこちら
https://amzn.to/2Sh84gS
◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご案内。
ご登録はこちら。
http://www.mag2.com/m/0000258752.html
世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします。