◆村西とおる『ワガママな中国人とのナイスなお付き合い』を読み解く

※要旨

・中国でひと山当てることを考え、
中国大陸に乗り込んでいく人たちが後を絶ちませんが、
成功したという事例を
あまり聞いたことがありません。

・中国人の商習慣の違いに馴染めず、
撤退を余儀なくされた「ビジネス敗残兵」
の死骸がうず高く積み上げられています。

・中国で成功するには中国人の商習慣を熟知した上で、
水先案内人のパートナーに恵まれることが重要です。

・中国社会を一言で表すとすれば
「人を信用しない」ことで成立している社会です。

・日本の
「信用することで成り立っている社会」
とは正反対の社会です。

・日本の魅力は単に物の豊かさや便利さだけでなく、
お互いを思いやる日本文化にこそあることを
日本を訪れた中国人は実感します。

・さすがの中国共産党もその体験にまで蓋はできません。
その体験の広がりは、日本人にとって
大きな武器のひとつと手前どもは考えるのです。

・日本を訪れる中国人が驚くのは日本人のマナーの良さです。

・道路では信号を守り、
車はクラクションを鳴らすことなく
互いに譲り合って走行しています。

・街の中でのけたたましい車のクラクションに
慣れた中国人にとって、
一日中街の中を歩いていても車のクラクションの音を
聞くことのない日本人のマナーの良さに驚きます。

※コメント
村西さんの体験から出てくる
中国分析の話は、貴重だ。

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