◆飯嶋貴子『ウーバーランド。アルゴリズムはいかに働き方を変えているか』を読み解く
→アレックス・ローゼンブラット著
※要旨
・Uber とは周知のとおり、
世界各国で展開する自動車配車サービスである。
・どこにいようと、Uberのアプリを
使って気軽にドライバーを呼ぶことができる。
・しかも支払いはすべてクレジットカードで
行なわれ、目的地を事前にアプリに入力するしくみになっているため、
現金での支払いも、ドライバーと会話をする必要もない。
・基本的にいちばん近くにいる車が配車されるので、
待ち時間も少ない。
・リクエストした車が来たらそれに乗り、
目的地に着いたら、ただ降りればよい。
・これなら、たとえ言葉の通じない遠い国へ行っても、
現地の通貨を用意する必要もなければ、
ちょっとした日常会話を苦労して暗記しなくても済む。
・便利極まりない。
ただし「乗客」の立場から言えばの話だが。
・ローゼンブラット氏が四年の歳月をかけて詳しく調査したのは、
Uberの乗客でもなければ、
このスタートアップ企業のサクセスストーリーでもなく、
ましてや元CEO、トラヴィス・カラニックの
波乱に富んだ半生でもない。
・Uberの目に見えないアルゴリズムのマネージャーに踊らされる
「ドライバー」たちだ。
・企業でも、
AIやアルゴリズムによる業務効率化を
めざした働き方改革への関心が高まっている。
・こうした合理性への理解と、
ある程度の規制突破なくしてイノベーションは
ありえないというシリコンバレー由来の精神が、
日本古来の文化と融合し、雇用創出のみならず、
働き方の未来にも光明をもたらすことが
できればと願ってやまない。
※コメント
ウーバーといえば
急成長した物語が魅力だが、
本書のような視点も重要だ。
読み込みたい。
★飯嶋貴子
→アレックス・ローゼンブラット著
『ウーバーランド。
アルゴリズムはいかに働き方を変えているか』
の詳細、amazon購入はこちら↓
★倉林秀男
『ヘミングウェイで学ぶ英文法2』
の詳細、amazon購入はこちら↓
★倉林秀男
『ヘミングウェイで学ぶ英文法』
の詳細、amazon購入はこちら↓
◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご案内。
ご登録はこちら。
http://www.mag2.com/m/0000258752.html
世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします。