◆猫組長&渡邉哲也『バンブーカーテンの世界分断と破滅する韓国』を読み解く

 

本書は、渡邉哲也氏との共著。

「バンブー・カーテン」とは、
アジアにおける共産主義陣営と反共主義陣営との
境界線を、チャーチルが言った「鉄のカーテン」に対して、
いわれているもの。

 

※要旨


・アメリカの国家通商会議委員長の
ピーター・ナバロが2015年に発表した本、
『米中もし戦わば』は、米中貿易戦争の設計図だ。


・副大統領のマイク・ペンスが行う「ペンス演説」など、
トランプ政権が描く世界改変のシナリオの大枠は
定期的に発表されている。


・2016年に漏洩した「パナマ文書」で
ドイツ銀行が、マネーロンダリングに手を染めていたことが
明らかになった。
ヨーロッパ・マネロン界の雄、
デンマーク最大のダンスケ銀行あたりと組んでいた。


・ダンスケ銀行といえば、2018年に
8年間で総額26兆円のマネーロンダリングを
行っていたことが明らかになった。
ロシアの黒い金をエストニア経由で洗浄していた。


・いま、ヨーロッパで黒い経済人が
困ったときに頼るのは、
イタリアのウニクレディトと、ダンスケ。
「この2つ使っとけば間違いない」っていうのは常識だ。


・トルコがアメリカに目をつけられるのはいいが、
困るのがイスタンブールの金融センターとしての価値が
下がること。


・金融規制は強化される一方なのだが、
今、イタリアのブラックマネーはこれまでのスイスから、
イスタンブールを経由してロシアに変わっている。
黒いマネーが経由地にするということは、
それだけ自由度が高いという意味だ。


・イスラム国が強奪した石油も、
シリアを回ってトルコを経由していた。


・トルコは、「カネとモノ」の産地ロンダリングセンターであるのだ。
アメリカが変われば、世界が変わるということ。


・来年2020年、日本の製造業に痛みが出そうだが、
日本は内需への依存度85%の国で、
巨大な国内市場を持つ民主主義国だ。


・「痛む季節」にこそ、
内需がきちんとしていて
国内の資金循環が正しい方向に進みさえすれば、
より健全な国家を生み出す土壌があることを
忘れてほしくない。


・真面目で勤勉な国民性は、
そうした国家の発展を支える土壌だ。

 

 

※コメント
世界の裏事情をわかりやすく教えてくれる。
貴重な一冊だ。
繰り返し読み込み、世界経済の本質を身につけたい。

 

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