◆尾畠春夫『魂の生き方』を読み解く
尾畠氏は、スーパー・ボランティアと呼ばれている。
※要旨
・若いとき、私は神戸に出てきて、
ある店の貼り紙を見て、店の中に入った。
→「昨日の昼、下関を出て、今朝神戸に着きました。
店の貼り紙に店員募集って書いてありましたんで、
ここで雇っていただけませんでしょうか」
と言った。
→おやっさんは「まあ、入れよ」と奥に入れてくれた。
そして「出身はどこなの」「何をしていたの」
と聞いてきた。
→私は「大分の中学校を出ました」
「別府の魚屋さんで3年働きました」
「下関の唐戸市場で3年フグの修業をしました」
「店の戸板に店員募集の紙が貼ってあったから、
ご挨拶させていただこうと思いました」
と説明した。
・男の「修行場」で生き方を学ぶ。
神戸の魚屋さんには結局、4年間いました。
・そこで男の生き方を教わった。
当時、22歳のころ。
「男というのは、仁義を忘れてはいけない。
借りたものには必ず礼をする。
受けた恩は返すこと」など。
・私は男性のことを「おやっさん」、
女性のことを「ねえさん」と呼ぶことにしている。
この呼び方は、もうずっと続けている。
魚屋のときも、ボランティアのときも。
・被災地へのボランティアのときも、
軽ワゴン車に食料や水、寝袋を積み込み、
助ける側から一切、力を借りないことが信条だ。
・自己完結するのが真のボランティアだと思う。
もちろん対価や物品、飲食、これらは一切いただかない。
常に「してやる」ではなく、
「させていただく」の気持ちでボランティアに臨んでいる。
・ボランティアの場所を決めたら、
ずっとその場所でするのが私の流儀。
一度決めたら、そこで続けるというのが多い。
※コメント
尾畠さんのストイックな生活から
何か大切なことを学べそうだ。
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