◆田島麻衣子『世界で働く人になる』を読み解く
(人づきあいと英語のスキルを劇的に上げる41の方法)
※要旨
・非帰国子女の大学生が、
試行錯誤を経て英語を身に付け、
世界の人との交流に学び、やがて国連職員になった。
・これまで7か国に住み、
60ヶ国以上の人たちとともに働いてきた著者が、
仕事で必ず役立つ人付き合いのコツと、
英語の学び方を実践的に伝える。
・静かにコツコツ、堅実に仕事をする。
・朗らかさを持つ。
・明るさを漂わせる人は成功する。
・深みのある朗らかさ。
・同僚のアメリカ人女性に、
まさにそのような朗らかさを持つ人がいた。
大地の豊かさをそのまま体現したような、
包容力のある人だった。
・彼女は非常に頭脳明晰な人で、
不可解な場面に遭遇したときに出現する、
ワシのような鋭い目付きには、
周りのスタッフを震え上がらせる力があった。
・しかし、普段の彼女は、
いつも朗らかな雰囲気をまとっていた。
彼女がいると、その朗らかさで、
室内がほんのりあたたかくなるような
気さえしたほどだ。
・アフリカ出身の上役も思い出す。
引退を目前にした彼の外見は、まるで好々爺のよう。
オフィスの庭を散歩している姿を時々見かけたが、
芝生に降り立った小鳥などを眺めている姿は、
まさに人生を達観した人そのものだった。
・しかし、いったん彼が会議室に入ってくると、
常にピリッとした緊張感が部屋全体に走るのだった。
なのに、彼自身は終始落ち着いていて、
その目はいつもユーモアにあふれていたのが、
いま考えても不思議だ。
・今まで見てきた彼らの朗らかさは、
じつは単純で表面的な明るさでないと私は思う。
これまで相応な苦労や困難、
不条理をくぐり抜けてきたからこその、
深みのある朗らかさではないかと感じている。
・人が見てきた「闇」が深ければ深いほど、
ポジティブであり続けることには、強さがいる。
・そうした苦労を乗り越えて、
ないかつ朗らかな気持ちを持ち続けることは、
その人の精神的なたくましさや深みを示すことでもある。
※コメント
世界を舞台に活躍するには、
圧倒的な精神力が必要になる。
日々それらを修羅場の経験で鍛えたい。
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