◆加治将一『明治維新と英国諜報部、フリーメーソン。あやつられた龍馬』を読み解く

 

※要旨


・アメリカ独立戦争、フランス革命。
世界の二大革命の指導者層には、
圧倒的多数のフリーメイソンのメンバーが座っている。


・ジョージワシントンは、
フリーメイソンの栄えあるアメリカ初代大統領である。


・新生アメリカ合衆国の象徴と
フランス革命のシンボルは、
ともにピラミッドに収まった万物を見通す「全能の目」だ。


・幕末の日本に舞い降りた「全能の目」。
革命は、哲学と経済、そして軍事的な裏付けが
あってはじめて成就する。
この3つはフリーメイソンの得意分野だ。


・フリーメイソンの源流そのものを問えば、
これまた、めまいがするほど複雑だ。
エジプトの古代宗教、キリスト教、
ユダヤ教とユダヤ神秘主義のカバラ、
さらには自然科学、錬金術、テンプル騎士団の儀式など。
フリーメイソンには、それらのエッセンスが
ごっそりと含まれている。


・もう30年前になる。
ひょんなことで、フリーメイソンと出会った。
ある時から、歴史と世界の見通しがよくなった。
なぜ中東で戦争が起きるのか。
なぜ名も無き複数のファンドが、
インサイダー取引の監視を受けているのか。


・物事を知るには、
フリーメイソンとキリスト教が助けになった。
とにかく「すごい」組織だった。


・体制が崩れるきっかけは、
おおむね経済の澱みである。
江戸末期も例外ではない。


・列強はそれぞれの事情で、
力の入れ具合は日本人が思っているほど、
強いものではなかった。
しかし、しのびやかに上陸するものがあった。
フリーメイソンである。


・400万人のコネクション・ネットワーク。
フリーメイソンに期待するものは、
やはりすぐに役立つという即戦力だ。
多くのメンバーにとっての関心事は、
もっぱら、救済とコネクション作りである。
その点、実につぶしのきく組織だ。


・ハリウッドのことわざに、
「問題は何を知っているかではなくて、
誰を知っているかだ」というのがある。


・「仕事はコネだ」という理屈だが、
これは欧米人の気質をずばり突いている。
すべてはコネクション次第。
そのことは、なによりフリーメイソンの発展が、
それを証明しているといっても過言ではない。
現在、世界のメンバーは400万人。
ロンドンにいるメンバーは、6万人だ。

 

 


※コメント
すさまじい歴史の舞台裏である。
読めば読むほど、面白味がでてくる。
研究したい。

 


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