◆ダベンポート『宇宙の覇者:ベゾスVSマスク』を読み解く

 

※要旨


・本書では4人の億万長者、イーロン・マスク、
ジェフ・ベゾス、リチャード・ブランソン、
ポール・アレンを取り上げた。


・4人とも複数の会社を経営し、
時間がいくらあっても足りない身だ。
そんな彼らが快く時間を割いて、
さまざまな話や考えを聞かせてくれたことは
感謝に堪えない。


・アマゾンを立ち上げたときにはすでにインフラがあった。
おかげで1995年でももう、
新興のインターネット企業が成功を収めることができた。
いま、ベゾスは宇宙に輸送網を築き始めたいと考えていた。


・amazonには最初から必要なインフラが用意されていた。
ネットのケーブルは敷設されていたし、
宅配業者が商品を顧客に届けてくれた。


・ベゾスは言う。
「アマゾンはそれらのインフラを利用し、
新しい組み合わせ方をし、いくらか独創的なことをしただけです。
現在の宇宙産業は、そういうことは不可能です」


・ベゾスは自分の莫大な資産を使って、
宇宙にそのインフラの土台を築いていこうと決心した。
それを自分がこの世に残す遺産のひとつにするために。


・ベゾスはこうスピーチしている。
「80歳になって、人生を振り返ったとき、
私はこういえるでしょう。
ブルーオリジンの仲間たちの助けを借りて、
宇宙へのアクセスを廉価で、
大金の要らないものにするインフラを築いた。
そしてそのインフラによって、
わたしがインターネットの世界で目にしたような
爆発的な起業の増加が次の世代で起こった、と。
わたしはとても幸せな80歳を迎えられるでしょう」

 

・米国の宇宙事業の復活をここまで牽引したのは、
ふたりの億万長者、マスクとベゾスだ。
二人は手法でも性格でも、好対照をなしている。


・平気でむちゃなことに挑むマスクは、
がむしゃらに前に進もうとし、
成功によっても失敗によってもたえず世の注目を集めた。


・一方のベゾスは物静かな秘密主義者で、
謎めいたロケット開発を極秘裏に進めた。


・イーロン・マスクは17歳で高校を卒業。
カナダのクイーンズ大学に入学、
ペンシルべニア大学に移って、
物理学と経済学の学位をえて卒業した。


・マスクは、新聞のオンライン化を支援する「ジップ2」
という会社を立ち上げ、成功。
1999年、コンパックに約3億ドルで売却。
次に、ネット銀行「X.com」を設立。
ペイパルと合併してイーベイに売却。
マスクの純資産は、1億8000万ドルに膨れ上がった。
31歳のときだ。

 

 

※コメント
彼らのビジョンは、ビッグだ。
とてつもない思考力を感じる。
いろいろな面で勉強になる。

 

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