◆竹田恒泰『日本人が一生使える勉強法』を読み解く(その2)
※要旨
・鎌倉に住んでいた3年間、
私は睡眠と食事を除いたすべての時間を
幕末の宮中に関する文献の読み込みに
充てていた。
・私は孝明天皇研究の原稿を
主要な出版社ほぼすべてに持ち込んだ。
しかし全く相手にされなかった。
・ただ、ある編集者が
「そういえば皇室のことなら
竹田という人がいたな」と名前を思い出し
別の出版企画が成立した。
それが2006年に出したデビュー作
『語られなかった皇族たちの真実』
である。
・このデビュー作は、
「山本七平賞」を受賞した。
・著作を定期的に刊行されるようになると
テレビや新聞、雑誌、ラジオと
いろいろな媒体から出演依頼を
いただくようになった。
当初は「皇室」をテーマとする内容で呼ばれた。
・その幅が広がったきっかけは
『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』
である。
皇室についても書いているが、
世界が認める日本のよさを徹底的に掘り下げる、
ということがコンセプトだった。
・日本人に「日本のよさ」「日本の素晴らしさ」
を知ってほしいという一心で執筆した本だ。
これは50万部のベストセラーになった。
・この本がヒットしたことで
「皇室を語る竹田」から「日本を語る竹田」への
シフトが起こった。
・やがてテレビ番組の
「たかじんのそこまで言って委員会」
に出演することとなった。
1回目と2回目は皇室問題について語った。
3度目の出演も皇室を扱う回のパネリストだった。
ただ政治、経済、スポーツ、芸能、
男女の問題までありとあらゆるテーマを扱うので
どんな話題にも食いついて話に割り込んだ。
・そこで「竹田は皇室以外のネタでもいける」
という話になったそうだ。
・私は鎌倉にこもっていた浪人時代、
作家として一生芽が出ないかもしれない、
自分が勉強したことなど何の役にも立たないかもしれない、
作家になる前にホームレスになるかもしれないなど
真剣に悩んだ。
・しかし悩みに悩んだ末に
最終的に「それでもいいじゃないか」
という境地に至った。
経営者からホームレスに転落、
どん底からまた這い上がるチャンスをもらったと思えば、
全部笑い話にできるじゃないかと。
・どん底まで落ち込めば、あとは浄化される。
そして、ドン底の時期にこそ、
人生のチャンスがある。
※コメント
どれだけ竹田氏が勉強したかが
わかる一冊だ。
またどれだけ学べば
テレビや講演などでアウトプットできるかを
測ることができる。
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