◆北野幸伯『令和の覚悟:日中戦争は始まっている』を読み解く
(雑誌、月刊WiLL、2019年6月号より)

 


※要旨


・中国に勝つ日本の大戦略は「謀を伐つ」。


・中国は2012年、
ロシアと韓国に対して
「反日統一共同戦線をつくろう」
と提案した。


・中国の戦略は、
敵国が存在する国が取る「バランシング」
という戦略の一つだ。


・バランシングには、
自国のパワーを増大させる、
軍備増強という「内的バランシング」と、
抑止力を強化するための
同盟関係を強化させる「外的バランシング」
がある。


・戦前戦中を思い出してみると
日本は「内的バランシング」を
中国は「外的バランシング」を重視した。


・その結果、
日本は中国に対して戦闘や戦術では
連戦連勝するも、最後には敗北した。
中国は連戦連敗だったが最後には勝利した。
中国が勝利できたのは、
米国、英国、ソ連を味方につけていたから。


・中国の戦略に勝つためにどうすればよいか。
「上兵は謀を伐つ」(孫子)である。
つまり
「最上の戦いは、
敵の謀略を読んで無力化することである」


・ロシアからしてみれば、
4島、2島にかかわらず
戦争で強奪した島々を返還することは「大損」なのだ。
いま、プーチンの頭にあるのは領土の話ではなく、
「金儲け」の話である。


・「令和」の時代、
私たちが必要としているのは、
強くて、戦略観、大局観のあるリーダーである。


・幸いにして我が国の安倍首相は、
世界的に有名な戦略家エドワード・ルトワックが
「まれにみる戦略家」と絶賛するほどの策士で、
外交・安全保障分野においての功績は
歴代指導者の中でも傑出している。

 

 

※コメント
世界規模で、情勢を分析する大切さを知った。
国際社会が正義ではなく
金儲けという動機で激しく動いていることを
改めて実感した。

 


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