◆薮中三十二『世界基準の交渉術:グローバル人財に必要な5条件』を読み解く


薮中三十二さんは元・外務事務次官。

 


※要旨


・ピントがボケていてもOK。
質問することの効用あり。


・グローバル人財に必要な基本力。
「口数が多い」
「理屈っぽい」
「目立ちたがり」


・「浪花節」は世界に通用する人間力である。


・身近なことを思い返してもわかるとおり、
一緒に酒を飲み、一緒に食事をして打ち解ける中で
お互いを思いやり、
「あいつが言うのだから仕方がない」となる。
こうした浪花節的な要件が、
グローバルな世界においても意外に力を発揮する。
森喜朗元総理は、これが得意で外国での評判は良かった。


・何百回でも同じことを言い続ける、
タフ・ネゴシエーターになれ。


・国際社会で交渉の場に臨むに当たっては、
何はともあれ、「ケンカ」「激しい議論」を
恐れないことだ。
さらには、こちらの要求が通るまで
何十回でも同じことを訴え続ける精神的な
タフネスが求められる。


・海外のネゴシエイターは、
日本人とは逆でとにかくしつこい。
世界一しつこいのは、北朝鮮の外交官だと思う。
彼らは同じことを何百回でも、
何年でも繰り返し言い続ける。


・数字とファクトを示して相手を説得せよ。


・カラオケはバカにできない。
ロジックよりも人情が役立つこともある。
アジアでの外交では特に。


・billion(10億)やmillion(100万)を
攻略して数字に強くなれ。


・ピンチの局面はジョークで打開する。

 

 

※コメント
やはり国際関係のなかで動くには
修羅場に強い人間力が必要であるようだ。

 


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