◆アシュリー・バンス『未来を創る男:イーロン・マスク』を読み解く

 


※要旨


・イーロンマスクは大学卒業後1995年、
まずドットコムブームに乗っかる形で
zip2という会社を起業した。
初めての起業だったが、大当たりした。


・その後、1999年に
コンパックに3億700万ドルで売却した。
この取引で2200万ドルを手にしたマスクは、
ほぼ全額を次の起業につぎ込んだ。
のちのペイパルである。


・2002年、
イーベイがペイパルを15億ドルで買収したことで
ペイパルの筆頭株主であるマスクは
どんでもない資産を手にする。


・彼はそれをもとに
スペースXに1億ドル、テスラに7000万ドル、
太陽光発電のソーラーシティに3000万ドルを
投じた。


・マスクが手にした3社は、
航空、自動車、太陽光発電の産業で
過去の常識にとらわれず、
大胆な発想で開発する気風にあふれていた。


・彼はハワード・ヒューズやスティーブ・ジョブスとは
比べものにならないくらい壮大な目標を持っているようだ。
航空宇宙や自動車のような、
すでに米国があきらめかけていた産業に
あえて打って出て、これまでにない
素晴らしい産業に再構築しようとしている。


・この再編の軸となっているのが、
マスクのソフトウェア職人としてのスキルであり、
それをマシンに適用する能力だ。


・少年時代のマスクの性格の中で印象的なのが、
異常ともいえる読書欲だ。
小さいころから片手に本を持っていた。


「1日10時間、本にかじりついていることも
珍しくなかった。
週末は2冊を1日で読破していた」
と弟のキンバルは証言する。


・成長してもその癖は変わらない。
14時に学校が終わると、
そのまま書店に直行して本を読んでいた。
両親が帰宅する18時まで書店に張り付いていた。
まずフィクションを読み漁り、
続いてコミックス、最後はノンフィクション。
それが日課だった。


・「そのうち、学校の図書館でも
近所の図書館でも読むものがなくなった。
3年生か4年生のころだ。
新しい本を入れてくれと
図書館に頼んだこともある。
仕方ないのでブリタニカ百科事典を
読み始めたらこれがおもしろかった。
いかに自分が知らないことが多いかわかるんだ」


・百科事典2セットを読破したおかげで
少年は歩く百科事典になった。
よくいる物知り少年になった。

 


※コメント
マスクの壮大なビジョンに多くの人は
引き込まれるようだ。
今後も注目したい。


★アシュリー・バンス
『未来を創る男:イーロン・マスク』
の詳細、amazon購入はこちら↓


https://amzn.to/2UGogMO

 


★竹内一正『イーロン・マスク:世界をつくり変える男』
の詳細,amazon購入はこちら↓


http://amzn.to/2BujPtT

 


◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご案内。
ご登録はこちら。

 

http://www.mag2.com/m/0000258752.html


世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします。