◆広瀬隆『世界金融戦争:謀略うずまくウォール街。上巻』を読み解く
※要旨
・経済社会に求められているのは、
何よりも、人間の誠意である。
・株価が一瞬で上下するのは、
一つにこの10年でコンピュータ社会の反応速度が
スピードアップされたからで
2002年が初めての出来事ではない。
・この現象が起こるのは、経済崩壊の裏で、
莫大な金がどこかに眠っている証左である。
・かねてからウォール街の不思議の一つは、
1990年代にダウ平均株価が異常な暴騰を続けた結果、
世界中から集金し、
誰かの懐中に入った天文学的な利益が、
どこに保管されているかということである。
・隠し場所は、アリババの洞窟でも、
アフガニスタンの洞窟でもない。
・その隠す手段が現金なのか、
超安全と自称するアメリカ国債か、
ほかの債券なのか、
タックスヘブンのアンダーグランドマネーなのか、
金塊やダイヤのように高価な鉱物に替えられたのか、
為替なのか、
門外漢には見当がつかない。
・しかし、たちまち相場に投入できるのだから、
遊んでいる金であることは間違いない。
・2002年にアメリカを襲った事態は、
会計不信という一語で表されるほど
単純な現象ではなかった。
・それは、五大会計事務所、証券取引委員会、
財務省、連邦準備制度理事会、格付け会社、
ホワイトハウス、上下両院議会、
ウォール街の証券業者、大手銀行、
国際金融マフィア、石油財閥、軍事産業、
シンクタンク、これらが一体となって動いた結果、
不正が起こされ、隠され、そのプロセスが
重大な事実を次々と教えた歴史的スキャンダルである。
※コメント
言葉は悪いが、
世界にはワクワクする舞台裏があるようだ。
それが正しい情報なのか
常にチェックしていきたい。
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