◆櫻井祐子『ネットフリックスの最強人事戦略』を読み解く
(パティ・マッコード著)

 


※要旨


・全世界で1億2500万人超の会員を擁し、
北米のピーク時インターネット通信量の約3分の1を
占める超人気動画配信サービス、ネットフリックス。


・同社の真の凄さは、
成長のスピードと持続性もさることながら、
その方法にある。


・ネットフリックスは1997年、
DVD郵送レンタル会社として始まった。
1999年に重要な収益源だった延滞料金を廃止し、
定額制に移行してからは破竹の勢いで成長し、
レンタルビデオ世界最大手のブロックバスターを
破綻に追い込んだ。


・2011年にはオリジナル作品の制作に着手する。


・初めての作品『ハウス・オブ・カード、野望の階段』は
大人気を博し、また、1シーズン全話を一度に公開したことから、
イッキ見という社会現象を巻き起こした。


・最近では映画製作にも力を入れ、
映画業界にも脅威をもたらしている。


・このように、過去の成功体験にとらわれて
新たなイノベーションを起こせない
「イノベーションのジレンマ」を繰り返し克服している、
シリコンバレーでも稀有な存在、
それがネットフリックスなのだ。


・2009年、ネットフリックスは
同社の人事方針を説明した「カルチャーデック」と
呼ばれる社内のスライド資料を一般公開する。


・画像も動画も含まない、
文字だけの127枚にもおよぶスライドだが、
フェイスブックのCOOシェリル・サンドバーグが、
「シリコンバレーで書かれたなかで最も重要な文書」
と称賛した。


・理路整然と書かれたカルチャーデックとはうってかわって、
ここに描かれているのは
スタートアップならではの興奮と混乱、
そしてきれいごとではすまない生々しい内実である。

 


※コメント
やはり世界最先端の企業は、勇ましい。
ものすごく考えており、
頭の良さを感じる。

 

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