◆浅井隆『北朝鮮投資、大もうけマニュアル』を読み解く

 


※要旨


・私は、2017年シンガポールで
冒険投資家ジム・ロジャースへ独占インタビューした。
彼はこういった。

「北朝鮮こそ、私がもっとも注目している投資先だ。
もし可能なら、全財産を投資したいくらいだ」


・北朝鮮には、豊富な鉱物資源がある。


・朝鮮半島には鉱物資源が極端なほど偏在していて、
南にはほとんど存在しないのに
北側にはかなりの量の鉱物資源が埋蔵されている、
といわれる。


・金、鉛、鉄鉱石だけでなく、
レアアースも多数存在し、
世界屈指の埋蔵量を誇るといわれている。


・かつて日本が朝鮮半島を統治していたために
それに関する情報は日本が持っているようだ。


・中国の古書には「温州人は商売が上手い」
とある。
そんな温州商人は、中国人投資家のベンチマークとしても有名だ。


・その温州商人が次にターゲットとして狙いを定めているのが、
「一帯一路」と「北朝鮮」だ。


・「手のひら返し」を許していただきたい。
ジム・ロジャースのような冒険投資家にとって
北朝鮮は大いに魅力的に映るだろうが、
一方で、北朝鮮投資は、リスクの塊だ。


・まず、北の金正恩が西側の資本主義を
取り入れることは100%ない。
北が海外から投資を募ったとしても
その主役は日米韓ではなく、
あくまでも中国やロシアが主体となる。


・北はまず間違いなく中国型の経済成長を志向するだろう。


・なぜなら経済成長こそが
現行の金一族の絶対的指導体制の存続を脅かす可能性があるからだ。


・ブッシュ政権でNSCアジア部長を務めたビクター・チャは
次のように言っている。

「経済開放こそが金正恩体制にとって最大の脅威になる」

 


※コメント
東アジア情勢は難しい。
よくよく観察しなければ、
その本質をつかめない。

 

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