◆糸山英太郎『ケンカ哲学』を読み解く
※要旨
・思えば、私は若いころからケンカの中に身を置き、
戦いに次ぐ戦いを繰り返していた。
・中古外車セールスマンとして始まり、
持ち前の負けん気の強さで
業界のセールス新記録を打ち立て、
その後、独立するが失敗。
→父親が経営するゴルフ場のキャディから
ビジネスの中核を担う実業家に這い上がり、
競合する商売仇とは徹底的に張り合った。
・私にとっての主戦場は、いまも昔も株式市場だ。
・その場しのぎの対応には、「一筆書け」と迫るのが常道。
・父にもらった最大の財産。
それは人脈、経営手法、交渉術だ。
・ケンカは最大のコミュニケーションだ。
・情報こそは最大の武器だ。
敵を調べろ。
・私の義理の叔父、笹川良一には
この点で大いに勉強させてもらった。
→私は3年間ぐらい彼の下で秘書をしたことがあるが、
とにかく笹川はよく人のことを調べる。
敵であれ味方であれ、これはと思った人間については
あらゆる人脈、あらゆる手口を使って
徹底して調べるのである。
・もちろん、事業内容から相手の人脈、金脈、
そしてプライベートな事柄も丹念に調べ上げ、
記録を残しておく。
→相手が交渉の席に座るときには、
すでに机の上に分厚い調査ファイルが準備されている。
ということも珍しくなかった。
もちろん、ファイルの内容をペラペラ話すようなことはしない。
・ふっかけろ。無茶を言え。
・お返しと仕返しは、お早めに。
・最後は「寸止め」。相手を生かしてやれ。
・相手にケンカをさせないのも、ケンカの技術。
※コメント
糸山さんの凄まじい人生が読み取れる。
なかなかマネのできない生き方だ。
しかし、ケンカの仕方など参考になる点は沢山ある。
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