◆前田裕二『メモの魔力』を読み解く
※要旨
・「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない。
・映画や演劇などを観ていても
気づいたことを相当な分量メモする。
・就職活動のときは、
自己分析を深めるために内省メモを続け、
自己流で作っていた自己分析ノートは、
最終的に30冊を超えた。
・なぜ僕は、ここまで狂ったように「メモ」にこだわるのか。
この「魔法の杖なんてない」と言われる世知辛い社会において、
メモこそが自分の人生を大きく変革した「魔法の杖」であると
直感しているからだ。
・どんな魔力なのか。
まず、メモをとると、
あらゆる日常の出来事を片っ端からアイデアに転換できる。
・メモがあなたの「人生のコンパス」を作る。
・メモによって夢は現実になる。
・「ファクト→抽象化→転用」という最強のフレームワーク。
・僕のメモ術のエッセンスは、
シンプルに3つ。
1、インプットしたファクトをもとに、
2、気づきを応用可能な粒度に抽象化し、
3、自らのアクションに転用する。
・日常すべてをアイデアに転用する。
・秋元康さんも、レトリックの天才だ。
・「刺さる」言葉のストックが表現を洗練させる。
・僕は就職活動の時に
「自己分析ノート」を30冊ほど書いた。
・具体的には何をやったのか。
まず自分の人生を振り返るための問いやフレームワークは、
すでに世の中に存在するので、
そこに時間を割くのは徒労だと考えた。
そこで本屋さんに売っている就活の自己分析本を
片っ端から買って、すべての質問に答えた。
・就活生が年間50万人いるとして、
その中で「自分のことをよく知っているレース」をしたとき、
少なくともトップ1%、5000人の中に本気で入りに行くぞ、
という異常な熱量で、自己分析をした。
・僕が当時志望していた外資系の投資銀行は、
エントリーシート段階から志望者母数を見ると、
1万人受けて2~3人受かるという倍率だった。
その中で「偶然」上位数%に入ることはできない。
偶然を必然にするために、努力できることはないか。
そう考えていった結果、僕が出した仮説が、
「自分を徹底的に深堀りすること」だったのだ。
・メモは呪文によく似ている。
とにかく呪文を唱えるように、メモをとりまくる。
行動様式としてメモを体に染み込ませたら、
メモの効用なんて意識せずとも、
勝手に結果がついてくる。
・シャワー中にアイデアが浮かぶ理由。
・脳内のインプットとアウトプットの比率が、
アウトプット側に寄った時に、
アイデアが出る。
たとえば、お風呂に入ったとき、
スマホを持たないで入ったら100%脳内で
アウトプットするしかない。
・インプットするような浴室内の情報は
ほとんどなく、そういった場では、
脳が自然と、自分から何かを生み出そう、
と活性化するのだ。
・ペンをとれ。
メモをしろ。
そして人生を、世界を変えよう。
※コメント
前田さんのストイックなまでの
メモ術を把握した。
凄まじい人生からくる
彼のメソッドは復習し、自分のものにしたい。
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