◆杉田浩章『リクルートすごい構創力』を読み解く
※要旨
・独特な用語が飛び交う「変な会社」。
・私は経営コンサルタントとして、
また、企業進化を促すパートナーとして、
およそ17年にわたつてリクルートという会社に関わってきた。
・とにかく「変な会社だ」というのが、
私が最初にリクルートに対して抱いた印象だった。
・中でも、イノベーションを生み出し新規事業を
創出、維持、成長させる手法には、たぐいまれなものがある。
それは、生み出す新規事業の多さ、
それらをスケールアップする力、
市場を作り上げたのちにも圧倒的な優位性で高シェア、
高収益、長期的な成長を続けている事業が非常に多いことにも表れている。
・こうしたリクルートらしさを体現しているのが、
リボンモデルである。
・新規事業を開発する手法・メソッドが確立されている。
事業を生み出す「0→1」だけではなく、
事業をスケールアップする「1→10」の段階にも、
きちんとしたノウハウがある。
・うまくいかない事業は、ある段階で見切られ、
すぱっと撤退する。
そして、それをどの事業に対しても厳格に行っている。
・リクルートの最大の強みは、
その「リボンモデル」にある。
これは、自社だけでなく産業構造全体を俯瞰した
「リボンモデル」を使ってビジネスを設計する手法だ。
・経営者の役割の3つめは「器をそろえる」ことである。
・実は、リクルートのように「集める」「動かす」
「結ぶ」のすべてに関わるデータが蓄積されている企業は珍しい。
・リクルートには、このすべての接点があるうえ、
その範囲は、求職、グルメ、旅行、学び、住宅など非常に幅広い。
・リクルートにとってインディードの買収は、
グローバルにおける新たな成長源を得ると同時に、
グローバル最強のディスラプターを手中に収めたことにもなる。
※コメント
どのようなコンテンツやノウハウが
リクルートに集まっているのか。
それを知るきっかけになる。
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