◆家入一真『こんな僕でも社長になれた』を読み解く
※要旨
・高校生だった一年間、とにかく僕は学校が嫌で嫌で仕方なかった。
毎日が日曜ならどんなにいいだろうと思っていた。
・めっきり病的にインドア派になってしまった僕にとって、
当時、ただ一つの心のより所といえば、
高校に入学して間もなくの頃、
父さんがなけなしの金をはたいて買ってくれた、
一台の中古パソコンだった。
・モニターの中で動く色んなアプリケーションを、
遊び感覚で操作しているうちに、
僕は自然と「プログラム」に興味を持つようになっていった。
・何しろ時間なら余るほどあったから、
僕は早速勉強を開始した。
高校受験のとき、
父さんが押入れを改造して作ってくれた僕の部屋に、
朝も、夜も、ひたすらこもり切って『はじめてのC』
という有名なプログラミングの入門書を、穴が空くほど読みけった。
・プログラムとか、C語言とかいうと、いかにも難し聞こえるけど、
分からないことがあれば分かるようになるまでひたすら本を読み込んで、
うまくいかなければうまくいくまでやりなおす。
そうこう繰り返しているうちに、
いつか必ず動くようになる。
・起業を決意。
・彼女の妊娠が判明して以来、僕は真剣に考えた。
彼女や、生まれてくる子供との時間を犠牲にすることなく、
十分に食べていけるだけのお金を稼ぐ、そんな方法はないだろうか。
・考えに、考えた結果、思いついたのがこのレンタルサーバー業だった。
第一に、これなら家で仕事ができる。
僕がそれまで培ってきたプログラムの技術だって、
活かすことができる。
・突然届いた買収話。
・この頃、会社では、
以前から要望の声の多かった独自ドメインサービスを、
ついに開始することになった。
・GMO・熊谷正寿さんとの出会い。
・それから数週間後。
僕は一人、東京、渋谷の地を訪れていた。
GMO代表、熊谷正寿氏との会談のためだ。
・「……ところで、お噂によると家入社長はその若さで
すでにご結婚していらっしゃるとか」。
・「はい、妻子持ちです」。
・「そうですか!実は僕も、二十歳のときに今の妻と結婚したんですよ」。
・「えっ、そうだったんですか」。
・「ええ。当時僕たちは本当に貧乏で。
ある日、仕事から帰ると妻が泣きながら求人広告を見ていたんです。
その姿を見て、このままじゃダメだって思ったんです」。
・聞けば、熊谷さんも僕と同じ高校中退で、
家族を養うために寝る間も惜しんで働く一方起業し、
地道に勉強を積んで放送大学を卒業した、
努力の人なのだった。
・しかし、上品な語り口調や、スマートな物腰からは、
そんな過去の苦労なんて微塵も感じられず、
僕は驚きを隠せなかった。
※コメント
圧倒的な学びがある。
勇気と自信をもらえる一冊だ。
★家入一真『こんな僕でも社長になれた』
の詳細、amazon購入はこちら↓
◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご案内。
ご登録はこちら。
http://www.mag2.com/m/0000258752.html
世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします。