◆都市型複合観光事業研究会『日本版カジノ』を読み解く
※要旨
・本書において、
日本版カジノのあるべき姿について述べるにあたり、
カジノ導入の意義・効果をまず述べることとするが、
それは「新たな観光資源と都市文化の創造」だけではなく、
「新たな雇用の創出及びサービス産業等の振興」
「新たな税収の確保」という面もあげられる。
・観光振興の意義・必要性。
・観光資源としてのカジノ。
・フランス、スイス、オーストリアの3か国は、
カジノを観光資源の1つとして明確に位置づけている。
・日本において求められる観光資源。
・そこで、「都市型複合観光施設」においても、
今や国際都市におけるグローバル・スタンダードであり、
健全なエンターテイメントである
ゲーミング・ビジネスを合法化し、
新しい観光資源・都市文化を提供していくことが
強く期待されていると言える。
・2.新たな雇用の創出。
・カジノを整備することにより、
単に観光産業における雇用の創出だけではなく、
その他のサービス産業の振興、さらには、
地域全体の活性化という複合的・相乗的効果が期待される。
・ただし、カジノはあくまでも地域振興、
観光振興をもたらす観光資源の一要素にすぎず、
カジノが地域の問題をすべて
解決しうるようなものではないことを正確に認識する必要がある。
・カジノが収益を確保するための
最も効果的な方法は、
顧客ができるかぎり長時間、
カジノ(賭け事)を楽しむことであり、
そのためにも、カジノ施設は、その他の都市施設にはない、
魅力ある場を提供する必要がある。
・カジノは大量の集客を
可能とする施設であるため、
カジノ施設が立地する地域の観光関連産業との相乗効果によって、
様々な業種に対して大きな経済波及効果が期待されている。
・具体的には、旅行・運輸、ホテル、飲食、代理店、
コンサルティングなど、観光に関連する様々な業種の活性化に資するものと
期待されるため、これらの業種との連携方策について検討が必要であろう。
・カジノは単体の施設としてではなく、
複合的な都市施設として整備されると想定されるため、
カジノの実現と歩調を同じくして、
日本においても良質のライヴ・エンターテイメントが
本格的に産業化されると期待される。
※コメント
カジノのレポートは今後もたくさん出てくるだろう。
より多く目を通したい。
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