◆高城剛『ドローン:空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか』を読み解く

 


※要旨

 

・ドローンを対する者は、世界を制す。


・2015年、ドローンは突然、世間の注目を浴びた。


・「未来が見えていた」人たちが成功する。


・また本書は、見方によっては、ドローンに魅せられ、
この数年間で総額1000万円を超える
数十台の機体を購入した男の悲哀の物語とも言える。


・インターネットは現実空間へ拡張していく時代に入る。


・ドローンは、あらゆる意味で世界を変える。
そして、ドローンを制するものが次の世界を制する可能性が極めて高い。
それは、かつてのグーグルがそうであったように。
その限りない可能性を前に、われわれはどう考え、どう動くべきなのか。


・無人操縱できる小型航空機ドローン。


・ドローンとは「無人航空機」のことだ。


・ドローンは「空飛ぶスマホ」


・10年前、現在のスマートフォンの普及を予測した人はどれだけいた?


・いぶかしむ気持ちがわからないではない。
人間の想像力には限界がある。
ドローンが街中を飛び回る姿など、
なかなかイメージできないという人もいるはずだ。


・ドローンを拒否し、思考停止に陥っていては危うい。
早い段階でドローンの可能性を理解し、受け入れることが、
個人・企業にとっても、そして国家にとっても大事になるだろう。


・クリス・アンダーソンという人物。


・IT業界で最も強い発言力を持つジャーナリスト。


・最強ジャーナリストがドローン会社の経営者に。


・IT業界に働く者にとって、
「クリス・アンダーソンがドローン会社に転じた」
というニュースは、実に衝撃的だった。


・ドローン市場の7割を押さえる、中国DJ―。


・創業10年弱で企業価値1兆円超えを達成。


・DJIが大きなシェアを獲得する原動力になったのは、
2013年に発売したドローン「Phantom(ファントム)」だ。


・DJIの開発力は、どうしてこれほどすさまじいのか。
それは、単に一企業だけの話にとどまらない。
その背景にあるのが、
ものすごいパワーを発揮している
「広東チャイニーズ。シリコンバレー」の存在だ。


・チャイニーズ・シリコンバレーの勢い。


・巨大なテクノロジー地帯「珠江デルタ」。


・昔の秋葉原をはるかに超える規模の電気街。


・今の深?には、昔の秋葉原のような雰囲気があふれている。
昔の秋葉原には、現場でモノを作る人がゴロゴロいたように、
深センの雑居ビルに入ると、
店舗と作業場を兼ねた小さな電気屋が軒を連ねる。


・街中に「ものづくりの文化」があふれている。


・深?は、世界一巨大な製造拠点だ。
それは、ドローンに関しても当てはまる。


・もし、本書をお読みのあなたが
ドローンメーカーになりたいなら、深センに行けばいい。


・猛スピードの開発を可能にするのが、
深センの「ものづくり力」だと実感する。


・広東チャイニーズ・シリコンバレーを支えているもうひとつの力は、「頭脳」だ。


・第三勢力、フランスのパロット。


・通信機メーカーからドローン企業に。


・ドローンがもたらす予想もつかない未来。


・クリス・アンダーソンは言い切った。
「ドローンは箱にすぎない」。


・ドローンを支えるインフラの整備。


・IT革命の次に来るのは「ドローン革命」。


・ドローンを制した国が覇権国家の地位につく。


・中国企業DJIの強みは、
飛び抜けた資金力と
広東チャイニーズ・シリコンバレーに支えられた開発力、
そしてスピードにある。特にハードウェアの面で抜群に強い。

 

※コメント
ドローンの未来は、幅広い。
どれだけの可能性を秘めているのだろうか。
さまざまな技術の組み合わせで、
さらなる進化が行われる。

 

 

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