◆戸塚啓『指揮官・西野朗の覚悟。攻め切る』を読み解く
※要旨
・契約書にサインした瞬間から、
クラブを去る瞬間へのカウントダウンが始まる。
サッカー監督とはそうした職業である。
・監督は、選手とは違う。
若さも経験も、人柄も実績も、
敗戦を肯定する理由には成り得ない。
クラブが求めた成績を残さなければ、
それ以前に成績を残すための道筋を示さなければ、
監督という肩書を失うことになる。
・西野とその他の監督との違いは、
継続性と一貫性である。
彼自身の言葉を借りれば、
「強いメッセージを出し続ける」ことであり、
「最後までやり切る」
ということになる。
・監督としての西野を語るには、
キーワードをもうひとつあげなければならない。
「観察力」である。
・レイソルでもガンバでも、
選手とは一定の距離を保ってきた。
選手を個人的に呼んで話すことも、あまり多くない。
・しかし、トレーニングで、クラブハウスで、
遠征先のホテルで、
西野は選手をさりげなく観察している。
仕草や表情の変化を読み取り、
選手のコンディションを把握していく。
・選手も敏感に察知する。
レギュラークラスの選手は、
見られている、と感じる。
トレーニングで手を抜けるはずがない。
・ゲームに絡めない選手は、
見てくれていると感じる。
ピッチに立つための準備を怠らなければ、
いつかチャンスが来ると思える。
※コメント
西野さんの熱い思いが、
いろいろなところで感じる。
サッカーの勝負というのは
本当にシビアな世界である。
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