◆齋藤孝『語彙力こそが教養である』を読み解く

 

※要旨

 

・語彙力を鍛えれば、一目を置かれる存在になれる。


・夏目漱石を音読する。
ウディ・アレンの映画をまとめて観る。
海外ミステリーを読む。
などといったトレーニング方法がある。


・語彙が豊かになれば、見える世界が変わる、ということ。


・教養は言葉の端々に表れる。


・人は、どんな人を「頭がいい」と感じるのか。
語彙とは、教養そのものである。


・本や映画、テレビなどメディアからのインプット、
さらには人生経験からのインプットがあるから、
豊かな語彙がつくられる。


・それだけたくさんインプットしているということは、
古典文学から最新のハリウッド映画まで、
先人の紡ぎ出した言葉や言い回し、リズム、
そこに込められた教訓をみにつけているということ。


・語彙とは「教養」そのものである。
しかもその教養は、会話の表現力や説明力に直結し、
一瞬にして自分の知的レベルを映し出す。


・日本語の語彙は、他言語に比べても非常に豊富である。
そのため、レベルの差が開きやすく、
語彙力にギャップがある者同士だと
コミュニケーションが円滑に回らなくなる。


・コスパ最高の文学、それがドストエフスキー。


・デザイナーの原研哉さんは、次のように述べている。

「ある企業にて、
工場で働いている人たちの仕事の能率があまりに悪いので、
試しに国語のテストをしたら、びっくりするくらい語彙が少なく、
成績がよくなかった。
たしかに、
『うぜーな。メシいこうぜ。マジっすか?』くらいの
言葉で済んでしまう世界がある。
それはマズいと思って、
その企業は国語教育をはじめたんだそうだ。
それで、彼らが国語が少し面白いと思い始めたあたりから、
俄然、仕事の効率がよくなった」

 


※コメント
やはり言葉は大切だ。
それが豊富であればあるほど、
チャーチルのようにスピーチに説得力が増す。

 

 


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