◆反町理『聞きたいことを聞き出す技術』を読み解く


反町氏は、フジテレビの解説委員長。
長年、人気番組、プライムニュースのキャスターを務めている。

 

※要旨


・「オンレコ」を「オフレコ」に近づける。


・完全オフレコは、誰がいつ言ったのかはもちろんこと、
発言の内容もいっさい公開しないことを前提に聞いた情報だ。


・僕は平成14年から3年間官邸キャップをやって、
小泉政権をずっと見続けてきた。
その時期は首席秘書官の飯島勲さんを担当していた。


・「本音」の見当がつけば
「押しどころ」「引きどころ」が分かる。


・菅義偉官房長官は、固い。
僕の好きな商店街が菅さんの選挙区にばかりあるので、
「オフ」のベースでは面白い話も出る。
「オン」となると、まさに「鉄板」の固さになる。


・官房長官がテレビに出て、
本音をべらべら話し始めたら、大変なことになる。
政権が崩壊するので、それは当然だ。


・相手の言う「タテマエ」ばかりを信じていたら、
交渉にならない。
交渉にはまず、相手の本音をとらえることが肝心だ。


・自分の目で見、耳で聞いたことから
ロジックを組み立てる。


・3年半におよぶワシントン生活が僕にもたらしたものは、
恥ずかしながら、「もっと勉強しなきゃ」
というモチベーションだ。


・ワシントン支局から日本に戻ってしばらく経済部にいた。
このときに青山学院社会人大学院の夜間に通って
国際政治の勉強をした。


・大局を読むには、「知識」が必要だ。
直接仕事に関係のある知識だけでなく、
それこそ文学や哲学におよぶ知識も仕事には重要なのだ。

 


※コメント
報道の現場にいながら、
政界の裏事情にも通じる反町さんの話は奥深い。
彼から学ぶことは多い。

 

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