◆糠谷和弘『ディズニー流・最高のスタッフの育て方』を読み解く

 

※要旨


・私は、大学時代の4年間、
東京ディズニーリゾート(TDR)にキャスト(現場スタッフ)
として所属していた。


・なぜ、私が「ディズニー流」を標榜し、
コンサルティングに生かせるようになったか。
そもそものきっかけは、
私がコンサルタントとしてデビューした29歳のとき。


・私は、船井総研に、29歳で入社した。
大学や大学院を経て、コンサルとは別の業界からの転職だった。


・コンサルタントの顧客は、経営者だ。
24時間365日営業で、
会社の戦略、数字のことばかり考えているものだ。
また彼らは、資金調達や他社とのシェア争いなど
修羅場をいくつも経験している。


・そんな百戦錬磨の経営者を相手に、
経営を指導するため、
同年代のコンサルタントは日々、必死に勉強していた。


・彼らに追いつくためにはどうするべきか。
悩んだ末に、たどり着いたのが「ディズニー」だった。


・私はキャストとしての経験をベースに
「サービスNO.1」を不動のものにしている
ディズニーの活動を「王国」ではなく「事業体」として
観察することにした。


・「理念の浸透」「教育」「サービス強化」
「商品開発」「販促・集客」などのテーマに分類して分析し、
TDRの現役のキャストと情報交換するなどしてきた。


・それからの私は、「ディズニー流」を武器に、
コンサルタントとして300社近くの企業と
お付き合いしてきた。


・今、これまでの仕事を振り返って、
成功をもたらすことができた理由は何かと
問われれば、
自分なりの「ディズニー流」という武器があったからだと、
断言できる。


・熱い想いを持って日々、
高齢者、障碍者を支援する全国の福祉事業者の方々に、
この実践済みのノウハウを一つでも取り入れて、
地域で「ディズニー」のような
絶対的なブランドを構築していただきたいと思う。


・「ブランド力」と「教育システム」の2つがそろえば、
どんな企業でも「ディズニー流」が実践できる可能性がある。


・「ディズニー流」でサービス改善。


・スタッフをファンにする。


・ディズニーのすべてのサービスにはこだわりがあり、
妥協がない。


・社員をファンにし、サポーターにすることは、
何にも代えがたい最高の営業手法ともいえる。


・スタッフを、会社の一番のファンにすべし。


・「オリエンテーション」がカギである。


・ディズニーキャストの新人教育。
最初の2日間は、オリエンテーションだ。
ディズニーの歴史に始まり、理念、哲学、
行動基準など、働く上での基本的な考え方を
徹底的にレクチャーされる。


・映像や音楽、スライドを使った演出効果もあり、
研修が始まったころは面倒くさそうにしていた若者たちも、
少しずつディズニーの価値観に引き込まれる。


・それを受けた新人は、ディズニーランドが
細部にわたるまでこだわって
運営されていることに驚き、感動し、
ディズニーキャストとして働く上での
「覚悟」を持つようになる。


・100回でもダメなら101回。
マナーに関しては、しつこく言い続けることが肝心だ。
100回いってもダメなら、101回いって
やらせ切ることが大事だ。

 

 


※コメント
ディズニーのノウハウから学ぶことは多い。
いろいろな業界に活用できる。

 


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