◆高橋洋一『朝鮮半島、終焉の舞台裏』を読み解く
→本書は、2017年11月末時点の情報に基づき
執筆されている。
※要旨
・アメリカによるシリアへの攻撃は、
北朝鮮にも同じことが起こりうることを意味している。
・アメリカの超えてはいけないレッドラインは、
北朝鮮がアメリカに到達する核兵器を持つことである。
・本書で述べるように、
その時間的猶予はほとんど残されていない。
ひょっとしたら北朝鮮は、
すでにレッドラインを超えているのかもしれない。
・北朝鮮攻撃のカウントダウンが始まっている。
・筆者は北朝鮮が無条件にミサイルや核の開発を
中止でもしない限り、近いうちに
アメリカを中心に北朝鮮への攻撃が
始めると見立てている。
・筆者がそう考える理由は単純だ。
北朝鮮に対する国連安保理の制裁がすでに9回を数え、
もう限界と言わざるを得ないからだ。
・筆者は、以前から企業関係者に、
「中国は資本主義体制ではないから、
合弁事業は避けて輸出中心のビジネスにした方がいい」
とアドバイスしていた。
・考えるべきは交渉の余地ではなく有事の対応。
・独裁国には「自由」で対抗する。
・中国に対抗する概念は「自由」である。
その最もたるものの一つが「自由貿易」になる。
・自由貿易圏の裏側には、
しばしば軍事同盟がある。
この際、中国とロシアへ経済的な圧力を
かけるという意味も込めて、
日米韓FTAというのは、
なかなかいいアイデアではないだろうか。
・これで日米韓が結束すれば軍事的にもいいし、
何より、アメリカが中国を訪問するときに、
中国を貿易問題で締め上げることができる。
※コメント
日本の安全保障は、朝鮮半島問題と
切り離すことはできない。
広い視野でつねに情勢の分析をつづけたい。
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