◆有本香『中国茶・台湾茶:お茶のルーツを味わう』を読み解く

 


※要旨

 

・お茶の香りを愉しみ、
心は中国、台湾を旅する。


・中国茶や台湾茶の世界は、確かに広くて深いもの。


・まずは「うんちく」を横に置いて
気楽にお茶の香りに酔うこと、
自分の好きな香りや味を見つけることが大切。


・そのうちに自然と、
お茶の香りの中に、
中国の歴史絵巻や台湾の明媚な山々を
イメージできるようになれば、しめたもの、
といえるのではないでしょうか。


・英国紅茶と中国茶の関係。


・「東洋のちっぽけな葉が大英帝国を制覇した」
17世紀、イギリスに上陸後、
瞬く間に人々の間に広まった東洋の飲み物。
それがお茶だ。


・中国からイギリスに初めてお茶が
もたらされたのは1630年ごろ。
そのお茶とは紅茶ではなく、緑茶だった。


・18世紀にはすでに、
イギリス市民は1日1回必ずお茶を飲んでいた
という記録がある。


・このようにして生み出された
貿易不均衡を是正しようとイギリスは
一計を案じる。


・イギリスが茶の交換品として
インド産のアヘンを輸出し始め、
のちのアヘン戦争勃発というとんでもない方向へ発展する。


・お茶のために戦争が引き起こされ、
インドやセイロンの山野が開発された。
東洋のちっぽけな葉は、
イギリスのみならず、
地球規模の大変化を生み出したのだ。

 


※コメント
やはり、お茶は奥が深い。
世界中にさまざまな飲み方があり
文化を知ることができる。

 


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