◆三木雄信『数値化仕事術:孫社長にたたきこまれた』を読み解く


三木氏は、元・ソフトバンク社長室長。

 


※要旨


・「何事も数字で考えろ」
「考える前に数えろ、議論する前に数えろ」
「数字で語れないものは去れ」
「この数字はおかしい。この%の分母と分子は何だ?」

もし上司にこう言われたら、あなたはどう思うだろうか。


・私はある時期、
毎日のように上司からこんな言葉を浴びせられていた。
その上司とは、ソフトバンクの孫正義社長だ。


・わたしが紹介する「数値化仕事術」は
「上から押し付けられる受け身の数値化」ではなく、
「下から上を動かせるようになる、攻めの数値化」
である。


・つまり数字を自らの武器に変えることで、
現場の人間がボトムアップで経営層や管理職層を
説得したり、自分のやりたい提案を通したり、
できるようになること。


・「数値化」は最強の問題解決ツールだ。


・ソフトバンクで、多くの大型案件を
解決していたかといえば、「数字」を使うことだった。


・現実に起こっている事象を数値で把握し、
それを分析して問題のありかと根本的な原因を探り、
解決策を考えて実行したら、
その結果をまた数値で把握・分析する。


・このサイクルをスピーディに回しながら、
超高速で問題を解決していくのが、
孫社長流の「数値化仕事術」だ。


・数値化仕事術で、生産性が飛躍的に高まる。


・数値化仕事術は、
「目の前の問題を解決するために、自分で数字を取りにいく」
が基本である。


・数値化すると、
「どの問題から手をつけるべきか」がわかる。


・2割の問題を解決すれば、全体の8割は解決する。


・優先順位をつける基準は、
「解決すると効果が大きいものからやる」
である。


・数値化したことで、
「これを解決すれば効果が大きい」
という2割をあぶりだすことが可能になる。


・数値化したら、
あとはPDCAを高速で回し続ける。


・数値化する目的は、次のアクションにつなげること。
ビジネスは「実行ありき」だ。
何より重要なのは、数値化して目標や計画を立てたら、
まず実行してみること。


・ソフトバンクでは
「早く失敗したほうがいい」と考える。

 


※コメント
ソフトバンクの施策は大胆不敵に見えて
かなり緻密に考えられていることがわかる。
よくよくそのやり方を研究したい。


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