◆斎藤充功『諜報員たちの戦後:陸軍中野学校の真実』を読み解く
※要旨
・中野学校の戦士は「謀略は誠なり」という精神を固く守り、
諜報戦士として誠を貫くことが肝要であると教えていた。
・私は元戦士たちに、中野学校の戦後について問うてみた。
一見すると、その風貌はみな好々爺である。
・だが、自らの戦史を語るものはほとんどおらず、
陸軍中野学校の遺訓ともいうべき
「黙して語らず」
を今日でも貫いている。
・内閣調査室に伝説を残した男。
・望月一郎は、
特異な経歴を持つ中野学校の卒業生である。
・彼は戦後、内閣調査室に就職して、
日中国交が回復する以前に単身中国に渡り、
人民解放軍の原爆実験成功の極秘情報を入手した。
・中野学校の卒業生も年々、鬼籍に入る人が多くなってきた。
しかし、中野学校OBの組織「中野校友会」の人脈は創立以来、
次代に脈々と受け継がれている。
・取材中に実感したのは、
そのネットワークの強固さであった。
と同時に、情報伝達の早さに私は何度も驚いたものである。
・これも、中野学校の伝統なのかも知れない。
※コメント
中野学校出身の人々は、
徐々にお亡くなりになっている。
彼らの経験や教訓は、日本の財産である。
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