◆斉藤純男・訳『ユーラシア帝国の興亡』を読み解く
※要旨
・中央ユーラシアは広漠な大地で、ヨーロッパ、
中東、南アジア、東アジア、陸地に閉ざされた地域である。
・中央ユーラシアの人々は、
世界文明の成立に基本的かつ重要な貢献をした。
・大陸と海洋の交易ルートはすべて、
ひとつの国際交易路網とされるべきものを
構成する不可分の要素だった。
・その国際交易路網は、
ユーラシアの大きな政治的組織体に基盤を持つユーラシアの
大陸経済へ怒涛のごとく向かった。
・バルバロイはどうなのか。
歴史的記録が中央ユーラシア人が「バルバロイ」でないことを
実際に示しているなら、彼らは何者なのか。
・彼らは活力に満ち、創造性に富んだ人々であった。
・中央ユーラシアの戦士たちは「バルバロイ」ではなかった。
彼らは英雄であり、
叙事詩では不滅の名誉が歌われているのである。
・スキタイ人をはじめとする遊牧民が暴力を巧みに使って
富のほとんどを獲得したという昔からの見方を繰り返しており、
我々の彼らに対する理解に間違った点はまずない、
と断言している。
・しかし、古代ギリシャの史料からでさえスキタイ人は、
富のほとんどを戦争からではなく交易と税収から
得ていたことがわかる。
※コメント
世界史4000年の歴史は、つながっている。
あらゆる問題は、歴史と繋がっている。
そのため、よくよく歴史を学びたい。
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