◆三木雄信『ソフトバンクで孫社長に学んだ夢を10倍速で実現する方法』を読み解く
三木氏は、元・ソフトバンク社長室長。
※要旨
・皆さんは、誰かと四六時中ずっと一緒にいる
という経験をしたことがあるだろうか。
ずっと、というのは朝も夜もなく、時には休日も関係なく、
一年を通じてほぼ毎日という意味だ。
・20代半ばから30代にかけて、私はそれを経験した。
一緒にいた相手は、
ソフトバンクグループ社長の孫正義さんだ。
・当時、ソフトバンクの社長室長を務めていた私の毎日は、
次のようなものだった。
朝は、孫社長と朝食をとりながらミーティングでスタート。
昼も食事をしながら、ホワイトボードを前にミーティング。
夕食も会議をしながらとるのがほとんど。
・こうして3食をともにしながら、
早朝から深夜まで一緒にいるのが当たり前だった。
・ある年の正月には、孫さんの自宅に突然、呼び出された。
何ごとかと思いきや、
開口一番に言われたのは、
「今年の年間計画を作るぞ!」。
・結局、だだっ広い部屋に孫さんと二人っきりで、
紙に図や表を描きながら、
ああでもないこうでもないと計画を練り上げた。
・ソフトバンクが急成長を遂げた時期に、
わたしは孫さんのもとで大型プロジェクトを担当した。
・なかでもADSL事業は、
わたしが事業そのものに専念したプロジェクトとして、
思い出深いものだ。
最初は私と孫さんを含めてメンバーはわずか4人で、
小さな雑居ビルの一室からスタートした。
・プロジェクトマネージャーといえば、
なんとなく格好よく聞こえるが、
実際は「何でも屋、トラブル処理係」のようなものだ。
壮絶な日々だった。
・ソフトバンク在籍中に、
孫さんから学んだことはたくさんあるが、
その中でも「私の人生を変えた」と言えるものが1つある。
それは、
「夢、なりたい自分」と「現在の自分」との間にある
ギャップを最短最速で埋めるためのノウハウだ。
・わたしが間近で見てきた孫さんは、
これを持っているから、ゼロからスタートした
ソフトバンクという企業を、
わずか30数年で年商8兆円を超える規模にまで成長させた。
・孫さんのノウハウは、どのビジネス書や自己啓発書にも書いていない、
オリジナルでユニークなものばかりである。
・孫さんと接していると、
その発想が普通の人とはまったく違うことがよくわかる。
・しかし一見、突拍子もない指示や言動も、
実行してみると「なるほど」と納得することがほとんどだ。
・孫さんのノウハウは、
突き詰めればごくシンプルな原則にもとづく。
そのため、孫さんと同じ頭脳や経験を持たなくても、
誰でも真似できる。
・私は孫社長から学んだことを生かして、
自分の夢を最速で実現してきた。
「私の年代で、これだけの数の公開企業で社外取締役・監査役を務め、
複数の国家的プロジェクトに携わった人間は、
他にほとんどいないのではないか」
そんなふうにちょっとだけ胸を張れる自分になれた。
・ビジネスだけでなく、
さまざまな夢のスピード実現に役立つ。
※コメント
三木氏のメソッドはスピード感があり、爽快だ。
ぜひモデリングしていきたい。
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